復帰までの流れ

怪我の状況と対応

  • 怪我レベル3
  • 怪我レベル2
  • 怪我レベル1
  • 怪我レベル0

状況

受傷して暫くは、患部は炎症し、腫れや熱を持っています。

また痛みも強いのが特徴です。

対応

まずは、炎症の広がりを最小限に抑えるため、患部のアイシングを行います。

冷罨法により炎症を抑え、損傷部位の修復を早めるため電気療法を行い、必要に応じて固定します。

また、微弱電流などを患部に流すことで、炎症を抑えつつ損傷部位の修復を早めます。

動かすと痛みが出たり、悪化や治りを邪魔するような場合は、テーピングやギプスなどで固定することも有ります。

また補助器具(松葉づえなど)を使って日常生活を送っていただくことも有ります。

状況

炎症が収まったころです。

固定や安静にしておいたことにより患部周辺は筋力や柔軟性が低下しています。

対応

電流を患部に流したり(電気療法)、温めたり(温罨法)、マッサージ(手技療法)を行うことで、血行を良くし、修復に必要な酸素や栄養を患部に供給することで損傷部位の修復を早めます。

低下した筋力を戻すために、トレーニング(運動療法)を少し取り入れます。

状況

患部の損傷はほぼ修復しています。

固定や安静にしておいたことにより患部周辺は筋力や柔軟性が低下しています。

対応

低下した患部周辺の筋力を、受傷以前の値に戻すため、また、高負荷の練習が出来ないために引き起こされる筋力低下や、怪我を引き起こした筋力の不均衡をなくすため、トレーニング(運動療法)を行います。

電流を患部に流したり(電気療法)、温めたり(温罨法)、マッサージ(手技療法)を行うことで、機能が低下した部位への血行を良くし、高負荷の練習に耐えられるレベルへの機能の回復を手伝います。

状況

患部の損傷もなく、筋力低下や、怪我を引き起こした筋力の不均衡が解消しています。

対応

物理療法(温罨法、電機療法)、手技療法、運動療法を組み合わせて、貴方に合わせたコンディショニングを行います。

必要(本人の意識、希望)により、姿勢や、歩き方、筋力の不均衡などをただすためのコンディショニングや日々の身体のメンテナンスとして、手技療法(マッサージ等)、運動療法(簡易トレーニング)を継続してご利用いただけます。

スポーツ等による怪我の痛みからの復帰

怪我のレベルと、目的(試合復帰したい、日常生活を問題なく送りたい)に合わせて復帰計画を立て、施術を行っていきます。

怪我をしてからスポーツ復帰まで(スポーツ外傷の場合)
痛みを取り除く

受傷(怪我した)直後 ~ 痛みが引くまで(3⇒2)

冷罨法により炎症を抑え、損傷部位の修復を早めるため電気療法を行い、必要に応じて固定します。

学校やチームでの練習は避け、出来るだけ安静にしてほしい段階ですが、その中でも出来るトレーニング・ケアをお伝えします。

機能回復

痛みが引いてきた頃 ~ (日常生活上での)痛みがなくなるまで(2⇒1)

炎症が収まったら、損傷部位の修復を早めるため電気療法や温罨法や手技療法を行います。
低下した筋力を戻すために、運動療法を少し取り入れます。

学校やチームでの練習は、軽微なもの負荷が低いものを取り入れることが出来ます。
(指導者への説明用の用紙をお渡しすることもできます)

日常生活はほとんど支障なく送ることが出来ます。

※スポーツの現場復帰を目指す必要のない人は、この段階で治療は終了です。

練習や試合復帰

(日常生活での)痛みが完全になくなった頃
~ トレーニング(練習)や試合での高負荷下で痛みが出なくなるまで(1⇒0)

引き続き、損傷した部位と低下した筋力の機能回復のため、電気療法や温罨法や手技療法、運動療法を行います。

試合や強度の高い練習時にも痛みは出ず、怪我をする以前と同じ動きが出来るようになります。

怪我をしてからスポーツ復帰まで(スポーツ障害の場合)
痛みを取り除く

受傷(怪我した)直後 ~ 痛みが引くまで(3⇒2)

冷罨法により炎症を抑え、損傷部位の修復を早めるため電気療法を行い、必要に応じて固定します。

学校やチームでの練習は避け、出来るだけ安静にしてほしい段階ですが、その中でも出来るトレーニング・ケアはお伝えします。

機能回復・痛みの原因の除去

痛みが引いてきた頃 ~ (日常生活上での)痛みがなくなるまで(2⇒1)

炎症が収まったら、損傷部位の修復を早めるため電気療法や温罨法や手技療法を行います。

安静や炎症のために機能低下した部位の機能回復(怪我をする前の筋力や柔軟性に戻します)と、痛みがでた原因を取り除く(怪我をする以前から問題であった筋力の不均衡や、柔軟性の低さを除去します)ため、運動療法を取り入れます。

学校やチームでの練習は、軽微なもの負荷が低いものを取り入れることが出来ます。
(指導者への説明用の用紙をお渡しすることもできます)

日常生活はほとんど支障なく送ることが出来ます。

※スポーツの現場復帰を目指す必要のない人は、この段階で治療は終了です。

練習や試合復帰

(日常生活での)痛みが完全になくなった頃
~ トレーニング(練習)や試合での高負荷下で痛みが出なくなるまで(1⇒0)

引き続き、損傷した部位と低下した筋力の機能回復のため、電気療法や温罨法や手技療法、運動療法を行います。

試合や強度の高い練習時にも痛みは出ず、怪我をする以前と同じ動きが出来るようになります。

怪我をしてから日常生活復帰まで(打撲、捻挫、骨折など)
痛みを取り除く

受傷(怪我した)直後 ~ 痛みが引くまで(3⇒2)

冷罨法により炎症を抑え、損傷部位の修復を早めるため電気療法を行い、必要に応じて固定します。

出来るだけ安静にしてください。

※ただし、どうしても動かさなければいけない事情がある場合は、出来る処置を考えますのでご相談ください

機能回復

痛みが引いてきた頃 ~ (日常生活上での)痛みがなくなるまで(2⇒1)

炎症が収まったら、損傷部位の修復を早めるため電気療法や温罨法や手技療法を行います。
低下した筋力を戻すために、運動療法を少し取り入れます。

日常生活はほとんど支障なく送ることが出来ます。

スポーツの現場復帰を目指す必要のない人は、この段階で治療は終了です。

交通事故・労災

交通事故や労働災害の怪我からの復帰
整形外科を受診し診断してもらう

受傷(事故や怪我の)直後 ~ まずは、整形外科を受診

整形外科で、事故の影響について診断してもらいます。

どの部位がどうなっているのか、だからどんな治療が必要なのか、またそれを整骨院で受けてよいかをを医師に判断してもらった後、交通事故の後遺症や労働災害による怪我の治療を整骨院で行うことが出来ます。

痛みを取り除く

整形外科受診後 ~ 痛みが引くまで

冷罨法により炎症を抑え、損傷部位の修復を早めるため電気療法を行い、必要に応じて固定します。

受傷して暫くは、患部は炎症し、腫れや熱を持っています。また痛みも強いのが特徴です。

まずは、炎症の広がりを最小限に抑えるため、患部のアイシングを行います。

また、微弱電流などを患部に流すことで、炎症を抑えつつ損傷部位の修復を早めます。

動かすと痛みが出たり、悪化や治りを邪魔するような場合は、テーピングやギプスなどで固定することも有ります。

また補助器具(松葉づえなど)を使って日常生活を送っていただくことも有ります。

機能回復

痛みが引いてきた頃 ~ (日常生活上での)痛みがなくなるまで

炎症が収まったら、損傷部位の修復を早めるため電気療法や温罨法や手技療法を行います。
低下した筋力を戻すために、運動療法を少し取り入れます。

電流を患部に流したり(電気療法)、温めたり(温罨法)、マッサージ(手技療法)を行うことで、血行を良くし、修復に必要な酸素や栄養を患部に供給することで損傷部位の修復を早めます。

また電気療法では、手技療法では届かない深部の筋肉や神経を刺激し損傷部位の修復を早めます。

固定や安静にしておいたことにより、低下した患部周辺の筋力を、受傷以前の値に戻すため、トレーニング(運動療法)を行います。

日常生活はほとんど支障なく送ることが出来ます。

その他(怪我予防・メンテナンス)

痛みや不調が再発しない状態(0を維持する)

物理療法(温罨法、電機療法)、手技療法、運動療法を組み合わせて、貴方に合わせたコンディショニングを行います。

必要(本人の意識、希望)により、姿勢や、歩き方、筋力の不均衡などをただすためのコンディショニングや日々の身体のメンテナンスとして、手技療法(マッサージ等)、運動療法(簡易トレーニング)を継続してご利用いただけます。

ただしこの場合は保険は適用されません。(法律により定められているため、どの整骨院でも同様です。)

個別の事情による復帰計画に柔軟に対応します。

  • 来週末の試合にどうしても出たい
  • 3日後にはどうしても出社してプレゼンを行わなければいけない

など、受傷直後だが、とりあえず痛みだけとりたいという場合は、

出来るだけ早く痛みをとる事のみを目指して施術致します。
(こちらから、無理をすることを勧めることはしません)

他、施術の流れ、来院計画についての不明点やご都合は、

事前でも、施術中でも、遠慮なくお尋ね・ご相談ください。