治療機器・器具
2017年3月19日
治療機器・器具

ホシザキの製氷機

製氷機 CM-60A を選んだ理由

スポーツの現場ではなくてはならない氷。そこ当院は、そんな氷にもこだわっています。

一般的な整骨院だとアイスパックのような硬い氷を当てておくだけというところも多いと思いますが、当院ではプロスポーツ選手が使用するレベルの氷をご用意しています。

キューブアイスではなく、より冷却効果が高いチップアイスです(ホシザキ社製)。

アイスパックやキューブアイスよりもしっかり患部の皮膚表面にフィットするので冷却したい場所をきちんと冷やすことができます。

アイシング

プロスポーツの現場で青い氷嚢で冷やしている場面を見たことがあると思います。

特にRICE処置の際にアイシングは必須となっています。

寒冷刺激を与えると血管が収縮し、血液量が減少します。

それにより代謝が低下し発痛物質や酵素の産生を抑制し、炎症の拡大を防ぐことができます。

組織が損傷すると毛細血管透過性が亢進し、毛細血管から血漿成分が過剰に漏れ出し浮腫が起こりますが、寒冷刺激を与えると毛細血管透過性が低下し浮腫を軽減させる効果が期待できます。

また、冷却部位の感覚受容器が鈍麻になり、鎮痛効果も期待できます。

他にも筋紡錘と呼ばれる器官の活動が低下し、筋肉の緊張が低下します。

使用する場面としては打撲や肉離れなどの急性スポーツ外傷後や、熱中症・小範囲の熱傷などにも使用します。

当院では経験を積んだトレーナーがしっかりと氷嚢を作り、バンテージと呼ばれるもので氷嚢を固定し、適度な圧迫を加えることでアイシングの効果をより高めるようにしています。